お金の準備・両替方法

日本円をユーロへ、どこで両替?

出国前までに、ユーロに両替しておきましょう。両替は、銀行、大きな旅行会社、空港で両替をすることができます。

両替は、レートが良い日に両替するとお得
両替レートとは、1ユーロを日本円でいくらで買えるかです。

両替所が近所にない!という場合も大丈夫。空港にあります。最近は、旅行会社や銀行の中にも両替所が併設されるようになりました。出発日当日は、両替所に両替を待つ長蛇の列ができている場合があります。両替をする場合は、フライト時間に余裕を持って行きましょう。

近所になく、当日の両替も時間的に不安という方には、ネットで外貨を注文、送料無料配達外貨両替マネーバンクがあります。(私も使っています!)

申込時海外旅行用は、少額紙幣(1ユーロや5ユーロ等)を含めた組合わせで用意してくれるので、現地到着後から使いやすく安心です。店舗と換金率を比較しましたが、外貨両替マネーバンクのほうが約3円安かったです。

◆金額例 (2019.1.23確認)

1ユーロ124.71円
外貨両替店舗128.41円(+約4円)
マネーバンク125.70円(+約1円)

(以下に紹介する外貨両替サービスも128円位でした)

★【注意】★
GW・年末直前は、ネットでの注文は在庫が少なくなったり日数がかかる場合もあります。
お盆、お正月期間はお休みの場合もあります。
空港での両替も混雑する可能性がありますので、レートを確認しながら早めにご用意を!



外貨両替を扱うお店

お勧め両替方法

50ユーロや100ユーロは、小さいお店では受け付けてくれない場合があります。
可能であれば、100ユーロ以外の紙幣での交換がお勧めです。日本の両替所では、硬貨への換金はなく、紙幣だけの両替です。

硬貨や少額紙幣(10ユーロ等)が欲しい場合は、現地到着後、空港で何かを購入するとお釣りで硬貨を作れます。
100ユーロや50ユーロの高額の紙幣持っている場合も空港で100ユーロを使って
お釣りをもらい細かいお金にしておいた方が後々使いやすくなります。

(ベッドチップやポーターさんチップ用に使う場合は、ぜひ!)

イタリア到着後、日本円を持参の場合には現地の空港・両替所・大きなホテルでもユーロに両替できます。観光地で歩いていると必ず何軒かを見かけます。日本と同じように電子掲示板にレートの記載があります。ただ、日本で両替するより換金率は悪くなります。

(換金率が悪いとは、1ユーロを外貨両替マネーバンクで両替の場合127円で購入できるところが、現地両替では137円~150円位必要になります。観光地中心街やぼったくりの所は高いです。)

<手数料イメージ>
クレジットカードの利用の場合、決済された時点の交換レートにカード会社の所定の事務手数料を加えたものが適用されます。
事務取扱手数料は、VISA・Master・JCB それぞれ1.63%ほど加算されます。
(クレジットカード会社のサイトで確認できます)

(購入例)1ユーロを買う場合
◆通常レート:1ユーロ=130円の日
—————————————————-
1ユーロ(現金購入の場合) 130円
1ユーロ(クレジットカード払の場合)133円(レート+1.63%の額)

—————————————————-

田舎町では小さなお店ではクレジットカードに対応していないお店も多いので、全てをクレジットカードでの支払いにすると買い物ができない場合もあります。

もし安く両替できるなら、クレジットカードを支払いするよりオトクになります。
(レートが1ユーロ=120円の所が、クレジットカードの支払い時には、1ユーロ=110円かもしれないので)

旅行に持っていくお金は、どれくらいいる?(ツアーの場合)

参考までに、私の持って行った金額を書いてみます。
アルコールの金額は含まれていません。
 飲む方は20~50ユーロ位を加算してください。

全て食事が含まれている日程の場合、
1日1人50ユーロ位を目安で用意。
主な用途は、食事の飲料代、水などの購入代、観光の中で自分用お土産、
食べ歩き分やお菓子など食べ物の購入代、ベットチップ(1ユーロ)です。

自由行動の日程の場合、
1日1人 130ユーロ位を目安で用意。
主な用途は
・交通費用(約10ユーロ)
・観光費用
(チケット代:1箇所約10ユーロ×何箇所)

・食事(1回約20ユーロ×2回(昼・夜))
・自分用お土産(約〇ユーロ)
・水など飲み物(1.5ユーロ×2)
・カフェ(約10ユーロ)
・お菓子・スィーツ等代金(約〇ユーロ)
・ベッドチップ(1ユーロ)
・タクシー代 ※利用時(約20~ユーロ)

お土産や自分のほしいものについて、何を買うか、どれくらい買うかによります。
美術館のチケット代などが全て含まれているため、自由行動で無い限り、別途費用がかかる部分がありません。
まとまって大きなお金を使う所は、ブランド物や自分以外(友人・家族)へのお土産代となります。

どれくらいの金額のお土産を何人分購入するか、自分のお土産用にどれくらいの金額を用意するかにより持って行く金額が異なってきます。

各友達・家族に購入する大体の予算を立てておいたので、持って行ったお金の中から
たりなくなることは無かったです。(会社・親戚用は、お土産の先行購入で購入。)
現地で足りなくなる可能性がある場合、クレジットカードが利用できる場所で、クレジットカードを利用して支払いし、最終日まで現金が足りるよう現金を補うこともできます。

ツアーで食事つきの場合、1回の食事で使用する金額は、飲み物代のみです。(たいてい現金支払いのみ)
※朝食は、バイキング形式のことが多いため、支払いはありません。

相場は、水1本(ボトル)・ジュース1本3ユーロ、ビール(1本)・ワイン(グラス)、5~10ユーロ程です。
お店への個別チップは必要ありません。昼食・夕食、それぞれ飲み物代が必要になります。

自由行動の場合にレストランに入る場合、1人25~30ユーロあれば十分な料理を
楽しめるかと思います。飲み物代を含む場合は、大体上記に記載と同じ価格を加算します。ピザやマクドナルドなどファーストフードを利用すると1人10ユーロ位です。

旅行に持っていくお金は、どれくらいいる?(自由旅行の場合)

どこをまわるのか、どの交通手段を利用するのかを最初に書き出し、大体の金額を見積る必要があります。

お金が必要となる所として、

  • 交通費用
  • 観光費用
    (チケット代:1箇所約10ユーロ×○箇所)
  • 食事
    (1回約○ユーロ×3回(朝・昼・夜))
  • レストランチップ
    (食事代の10%~15%の金額)
    ※アルコールの場合は、少し多めに
  • 自分用お土産
  • 水など飲み物
  • 食べ物代金
  • ベッドチップ

少し多めに持っていく、もしくはクレジットカードを持っていくことをお勧めします。

余ったユーロの使い道

ユーロが余った場合、日本へ戻ってきた時に空港の両替所で売ることもできます。
ユーロから日本円に戻すのは、紙幣のみ対応しています。(コインは換金できません)
コインは、日本でも使用できないため、帰国前の現地の空港で使ってしまうのが賢い方法です。

多めにユーロを持って行って、余った紙幣を売る もしくはある程度のユーロで足りなくなったら購入する(不足をクレジットカードで払う)どちらのパターンもあります。

帰国到着後の空港には、ユニセフの募金箱があるので、旅行の予定が無い場合、コインの募金もOK。

私の場合は、少し多めに持って行きました。
余ったら売ろうと思っていたけど、予想外に欲しいものや食べたい物があって贅沢にお金を使ってしまいましたが、お金が足りなくなる心配がなくて良かったです。
やはり少しお金が残りましたがイタリアの空港を出国時に、小銭でドリンクとお菓子を買って、1ユーロ弱を残しました。紙幣は換金しました。

その他の使える情報

楽天銀行に口座を持っている場合は、
キャッシュカードに海外でも利用できるインターナショナルキャッシュサービスが付属しています。

現地にある銀行ATMからユーロが引き出せます。銀行ATMは空港や街中心部にあります。
ATMには、 VISAマーク・PLUSマークのあり、現地通貨による預金の引出ができます。

(通常のクレジットカードによる支払よりも安い手数料です。引き出した金額は日本円で引き落としたことになります。)
もしフリープランでお金が足りるかどうか心配な方は、これらのキャッシュカードを一枚持っているだけでも安心かも。

銀行口座を作らずVISA加盟店ではクレジットカードのように支払ったりVISAやplusのマークのあるATMで現地通貨を引き出せる海外専用プリペイドカードもあります。レートは、現地両替よりお得になってます。

お金が足りなくなった時のためには、クレジットカードを1枚持っていると安心です。
よくあるのが、旅行料金の支払いで利用限度額までの金額がギリギリになっていること。
利用限度額が50万円で40万円の旅費を払っている場合、あと使える金額は10万円です。
利用限度額を確認し、必要な場合は限度額を上げておきましょう。

関連記事